大人の歯と口の Q&A

正しいブラッシング方法が知りたいです。

歯みがきはむし歯や歯周病を予防するために歯垢(プラーク:歯の表面に付着している細菌のかたまり)を取り除くことが大切です。歯は平面でなく凸凹した状態で並んでいます。そのため歯みがきのときは歯ブラシの毛先を汚れが残りやすい歯と歯の間や歯と歯ぐきの境目にしっかり当てると効果的です。歯ブラシが広がらない程度の優しい力で1~2本ずつ丁寧に磨くように心がけてください。お口の状態は一人一人異なるのでかかりつけの歯科医院で専門的なケアを受けましょう。

寝ている間に口腔内細菌は繁殖するので、寝る前の歯みがきはしっかりと!

フロスのやり方が合っているのか分かりません。

フロスを歯と歯の間にゆっくり入れたら、隣り合った歯の両方の面を磨くように動かして歯垢(プラーク)を取り除きます。勢いよく入れると歯ぐきを傷つけてしまうので注意しましょう。ホルダータイプを使用する場合は、フロスについた歯垢(プラーク)を水で洗い流してから次の歯を掃除します。ロールタイプの場合は、使用した部分を指に巻き付け、糸をずらして新しい部分で操作を繰り返します。血が出る場合や、糸が引っかかったりする場合は、歯周病の疑いや、むし歯ができていたり歯石がついていたりする可能性があるのでかかりつけの歯科医院に相談しましょう。

フロスは最低1日1回歯みがき後に使いましょう。